将棋ウォーズ囲いコンプへの道(無敵囲い〜金美濃〜木村美濃)
みんな大好き将棋ウォーズ!
その魅力の1つには派手なエフェクトがあると思います。
対局を音楽と声優のかけ声が盛り上げますね。
囲い、戦法、手筋、特殊と色々なエフェクトがありますが、コンプリートしたいという人も多いと思います。
私もその1人で、まずは最もお手軽と思われる囲いのコンプリートを目指しています。
ちなみに囲いだけでも、全部で42種類あります。
私がいまゲットしているのは14種類。振り飛車党なので使う囲いが限られています。
今日はうれしいことに、これまでゲットしていなかった、無敵囲い・金美濃・木村美濃を1度の対局でまとめてかっさらいました!
そのコツをご紹介したいと思います。
■無敵囲いって?
将棋ウォーズの紹介文によると、
「初期配置から3手で組める、金銀4枚に加えて飛車も守りについた何とも豪華な囲い。これで無敵ならいいんだけれども。」
とあります。
これで無敵なら、という言葉からも分かるように、いかにも初心者の囲いという感じで上級者はまずこんな指し方をしないし、いかにも勝ちにくそうな駒組みです。
でも将棋ウォーズは勝たないとゲットしたアイコンがカラーにならないわけですね(負けると白黒)。
■勝ちやすい指し方は?
まずは一目散に無敵囲いを作り、その後金美濃から木村美濃に組み替えると、なかなか勝負できる形になるのでオススメです。
今日私が指したホヤホヤの棋譜でその手順をご紹介します。
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初手からの指し手
▲5八飛△8四歩▲6八銀△4二玉▲4八銀(第1図)
初手から中飛車に振り、一目散に無敵囲いまで進めてテーマ図です。
無敵囲いはたった3手の囲いなので、ここまでは誰でもできると思います。
(第1図は▲4八銀まで)
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第1図からの指し手
△6二銀▲7八金△5一玉▲3八金△3四歩▲4九玉△5四歩▲5六歩△4二銀▲3九玉△5三銀▲2八玉(第2図)
途中△5一玉と明らかな手損が指されていますが、相手がかなり弱い(4級)コンピュータだったからだと思います。
何はともあれ居玉を避けて、左右の金を上げてから玉を移動し、金美濃の完成です。
(第2図は▲2八玉まで)
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第2図からの指し手
△8五歩▲4六歩△1四歩▲1六歩△9四歩▲4七銀(第3図)
ここまで来ればあとは▲4六歩と▲4七銀で木村美濃です。
途中▲1六歩としていますが、これは相手が端歩を突いたのを受けた手で、ここが突いていなくても木村美濃は完成となります。
(第3図は▲4七銀まで)
第1図と比べると、無敵囲いよりもかなり本格的に戦える布陣に整ったことが分かると思います。
これなら良い勝負に持ち込めそうですね。
実際この後は左銀を前に繰り出して攻め、勝つことができました。
しかも無敵囲い・金美濃・木村美濃と3つの囲いをまとめてゲットできました!
■最後に
やはりエフェクトはゲットするだけじゃダメで、その後勝ちまで持ち込まないといけないのが苦労するところだと思います(カラーアイコンがほしいですよね)。
優秀な囲いなら良いですが、無敵囲いのようにそれだけでは頼りない囲いの場合は、今回のような組替手順が有効でしょう。
同じく囲いコンプを目指している方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
これからコンプのためには、振り飛車党とはいえ、居飛車にも手を出さないといけません。
あまりやらない苦手戦法でも勝つ必要があるということで、囲いコンプをすると将棋の幅も広がりそうですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コンピュータと人類のアツイ戦い - 電王戦FINAL
私の趣味の1つである将棋。
知らない人には地味なイメージがあるかもしれませんが、なかなか面白いのです。
yutty通信でも将棋の魅力を少しずつ伝えていきたいと思います。
そこで最近ホットなお祭りをご紹介。
つい最近の3月14日(土)に開催され、5週連続で土曜日に完全生中継されるイベント。
その名も電王戦FINALです!
■電王戦って何?
電王戦は人間のプロ棋士(将棋指し)とコンピュータ将棋ソフトの戦いです。
これまで3回行われていて、第1回は1対1の戦い、第2回からは5対5で行う団体戦となっています。
ニコニコ動画のドワンゴが主催者で、対戦もニコニコ動画で観戦できます。
これまでの対戦結果は、、、
・第1回電王戦(2012年):コンピュータの勝ち
・第2回電王戦(2013年);人間1勝、コンピュータ3勝、引き分け1
・第3回電王戦(2014年):人間1勝、コンピュータ4勝
ということで、人間が大きく負け越してしまっているのです。
この結果を受け、日本将棋連盟が今回を最後にしてくれ、最強メンバーを揃える、と決意して行われるのが電王戦FINALなのです。
■見どころは?
コンピュータに負けられないという、プロ棋士のプライドを賭けたドラマです。
面白いキャラばかりのプロ棋士解説者や、聞き手のかわいらしい女流棋士も対戦を盛り上げてくれます。
また対戦場所も魅力的で、先日の第1局は世界遺産である京都・二条城の普段は非公開となっている建物内で行われました。
コンピュータ将棋の歴史は1980年前後からで、当初はとてもプロ棋士にかなうようなレベルではなかったようです。
しかし歴史は進歩し、人間のプロとも互角以上に渡り合う強さになったわけです。
■FINALは人間が勝てそうなの?
私は正直厳しいと思いつつも、やはり人間に期待している、1勝できればうれしい、2勝できればバンバンザイ、くらいの感覚でした。
しかし先日行われた第1局 斎藤慎太郎五段 vs 「Apery」では、プロ棋士の斎藤五段が終始ペースを握り、見事勝利しました!
これは幸先良いスタートです。
もちろん来週からも注目ですし、電王戦FINALが終わるまでの毎週土曜は、1日パソコンの前にかじりついて観戦する予定です(笑)
皆様も時間があればぜひ見てみて下さい。
yutty通信はじめました
ひっそりとはじめます。
書きたいことをぽつりぽつりと書いていきたいと思います。
今はまっさら。
少しずつ充実してくると思います。
どこかの誰かが見てくれるでしょうか。
楽しみ楽しみ。
yutty通信。
これからよろしくお願いします。