黒沢健一さんありがとうと、秀樹さんのライブ最高でしたの話
皆様お久しぶりです。1年以上ぶりのyutty通信更新です。
将棋の話題ばかりだったyutty通信ですが、今日は音楽の話題です。
※本当は更新しない間にも、yutty通信が応援する藤井九段が、銀河戦優勝する等、素晴らしいニュースが沢山あったのですが、それはまた別のお話(それも記事にすべきだったなあ、筆不精を反省)。
このブログでは初めて書きますが、実はyuttyには子供の頃から応援していた、ミュージシャンがいます。L⇔Rです。
まさに音楽の原点です。本当に素晴らしいバンドでした。
そのリードボーカル黒沢健一さんが、すごく残念ながら12/5に48歳という若さで逝去されたのです。
毎日、黒沢健一さんやL⇔Rの映像見て、音楽聞いて、信じられない気持ちでいました。
その後、弟の黒沢秀樹さんは悲しみの中、12月23日のライブへ出演することを決めて下さったのです(ファンには、既にこの写真がたまらん)。
この記事を読んで、即チケットを購入し、ライブへ行きました。
ライブに行けなかった、同じファンのために、その模様を記事にしようと思います。
12/23のライブと言えば、世の中はAIR JAM真っ盛りでしたが、自分にとってのライブは新代田の黒沢秀樹さん(L⇔R)だったわけです。
兄の黒沢健一さん(L⇔R)が、12/5に逝去するという悲しみの中、石田ショーキチさん(元Spiral Life)と共に、素晴らしい演奏を披露いただきました。
田舎町の子供時代、周りにファン仲間もおらず、ひとりL⇔Rを応援していた自分には、大人になって、東京で、泣いたり笑ったりする他の多くのファンと一緒にライブが観れたことが、とても嬉しい時間でした。
このライブ行かないと、一生後悔すると思って、本当に行ってよかった。
これからはもっと会いたい人に会って、行きたい場所に行って、というのを後回しにせず生きていかないとな、と思う次第です。
あとは個人的にたまらなかったエピソードを、自分が忘れないように。
ファンの皆様にとっても、見ていただくと嬉しい話が多いかと思います。
・秀樹さんの「俺はミュージシャンだから、皆を楽しませたり泣かせたりしなきゃいけない。そこから逃げちゃいけない。そう思わせてくれたショーキチありがとう。」って良いMCだったなあ。
・秀樹さんが当日着ていたシャツは、健一さんのクローゼットから頂いてきたものだった。とても似合っていたし、ファンとしてはたまらない感情になった。
・L⇔Rの名曲をたくさん演奏してくれてうれしかった。周りの女性ファンは泣いてたぞ。
「恋のタンブリング・ダウン」、「HELLO, IT’S ME」、「BYE BYE POPSICLE」、「KNOCKIN’ ON YOUR DOOR」って選曲が素晴らしすぎた。
・一番面白かったショーキチさんのMCは、健一さんのエピソードが聞けてたまらなかった。
『いまから演るコスモゼロは、永遠の魂って重いテーマで作った曲なのに、健一がすごくポップに歌うから、俺のマネしてよって歌ってみせたら「あ、それいい。ショーキチ歌って。」と健一に言われ、ボーカル変更になった曲。健一に歌わせるからいいやと、難しい曲作ったのに、自分が歌うってブーメランになって大変だった。』
・最後に物販で、間違って持っているCDも買ってしまった。でも秀樹さんは「今日はいつもよりたくさんCD持ってきたよ!持っているのを買ってもいいんだよ!」と言っていたし、いいか!
・秀樹さんは「音楽は作品となって残るのが素晴らしいと思っている。兄の残した作品も、これからまた皆がカラオケで歌ったりしてくれたら、黒沢家が潤うし、レコード会社の人も黒沢さん居てくれて良かったって言ってくれるかもしれない。」と冗談まじりに話されていた。カラオケ歌いまくります!
素晴らしいライブをしてくれた、黒沢秀樹さん、石田ショーキチさん、本当にありがとうございました。